橋本弁護士提訴事件

大阪弁護士会所属の橋本弁護士は、読売テレビ放送
「たかじんのそこまで言って委員会」の中で(山口県
光市母子殺害事件の)「あの弁護団に対してもし許せ
ないと思うなら、一斉に懲戒請求をかけてもらいたい」
と発言した。


日弁連は、放送後、広島など各地の10弁護士会に7日
昼までに4022件の懲戒請求があったと話している。


昨年1年間の全弁護士あての申し立ては1367件に比べて
異常に多い請求と言える。


これに対し、弁護団のうち4人の弁護士が橋本弁護士に、
対応に追われて業務に支障が出たと計1200万円の損
害賠償を求め提訴、弁護士同士が争うことになった。


弁護団側は「広範な影響力を持つテレビを通じて不特定
多数の視聴者になされた発言であり、専門家による正しい
知見であると認識されやすく、極めて悪質だ。」と訴状で
指摘している。


また、弁護団の今枝弁護士は「刑事弁護活動には、社会に
敵視されても被告の利益を守らなければならない困難を伴
う。」と発言している。


一方、橋本弁護士は、記者会見で「世間は弁護人が被告を
誘導して主張を変えさせたと思っている。『刑事弁護はこ
こまでやっていいのか』と思えば弁護士会への世間の信用
は損なわれる。」と話した。


橋本弁護士自身が懲戒請求しなかったことについては「世
間の感覚で出してほしかった。」と訴えた。


また、「差し戻し審でなぜ大きく主張を変えたのか、被害
者や社会に分かるように説明すべきだ。」と橋本弁護士は
語った。

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