橋本弁護士の記者会見

光市母子殺害事件の差し戻し控訴審で、被告人の元少年
に対する死刑回避を訴える弁護士への懲戒請求が4000件
を超えているという。


これは、5月27日放送の関西のよみうりテレビ「たかじん
のそこまで言って委員会」の中で大阪弁護士会所属の橋本
弁護士が、「あの弁護団に対してもし許せないと思うなら、
一斉に懲戒請求をかけてもらいたい。」といった発言がき
っかけのようです。


これに対し被告人の元少年の弁護士のうち4人は橋本弁護
士のテレビでの発言が引き金となって起こった懲戒請求の
せいで業務を妨害されたと橋本弁護士を提訴しました。


弁護のあり方について弁護士同士が全面的に対決すること
になりました。


懲戒請求の数は、日弁連によると10弁護士会の4022件に
達したということです。昨年1年間での全弁護士への申
し立ては1367件ということなので凄い数であることと
いえます。


弁護団側は橋本弁護士を訴えた訴状の中で「広範な影響力
を持つテレビを通じた発言。専門家による正しい知見である
と認識されやすく、極めて悪質だ」などと述べています。


これに対し、記者会見を行った橋本弁護士は、「世間は
弁護人が被告を誘導して主張を変えさせたと思っている」
「『刑事弁護はここまでやっていいのか』と思えば弁護士
会への信用は損なわれる」と発言しました。


自身が懲戒請求しなかったことについては「世間の感覚で
出してほしかった」から言っています。


橋本弁護士と懲戒請求

橋本弁護士の発言について、思うに言葉だけが先行して
いる気がします。


弁護士法 第56条1項

「弁護士及び弁護士法人は、この法律または所属弁護士会
若しくは日本弁護士連合会の会則に違反し、所属弁護士会
の秩序又は信用を害し、その他職務の内外を問わずその品
位を失うべき非行があったときは、懲戒を受ける。」


これの、前半部分については今、橋本弁護士が問題にして
いるどの事が当てはまるのか分かりません。後半部分は、
当てはまる部分があるような気もしますが。


ですが、次の条文がありますので申立て自体は誰にでも
出来ます。

弁護士法 第58条1項

「何人も、弁護士又は弁護士法人について懲戒の事由が
あると思科するときは、その事由の説明を添えて、その
弁護士又は弁護士法人の所属弁護士会にこれを懲戒する
ことを求めることができる。」


しかしながら、損害賠償請求事件 弁護士に対する懲戒
請求の濫用という裁判での裁判官田原睦夫の補足意見に
こんな一文があります。


弁護士懲戒制度は、戒告処分を受けると、その事実は、
官報に掲載されるとともに各弁護士会の規定に則って
公表されるほか、日本弁護士連合会の発行する機関誌
に登載され、場合によってはマスコミにより報道され
るのであって、それに伴い当該弁護士に対する社会的
な信頼を揺るがし、その業務に重大な影響をもたらす
のである。


弁護士に対する懲戒は、懲戒事由に該当しない事由に
基づくものであっても、懲戒請求がなされたという事
実が第三者に知れるだけでも、その請求を受けた弁護
士の業務上の信用や社会的信用に大きな影響を与える
おそれがあるのである。(途中は省略しています)


このように、弁護士に対する懲戒請求は、影響が非常
に大きい訳です。


橋本弁護士の呼びかけだからという、それだけの理由
で懲戒請求をする人はいないと思いますが、やはり、
自分の目と耳でよく確認をした上で行動を起こすべき
でしょう。


橋本弁護士と死刑

山口県光市母子殺害事件被告人の元少年の弁護団の
弁護士は、全て死刑廃止論者です。


この事件は、最高裁で06年6月に「特に酌むべき事情
がない限り、死刑を選択するほかない」と申し渡さ
れています。


現在、弁護士が代わったためか弁護の方向性が変わり、
被告人の元少年があたかも精神に異常をきたしていたか
のように、論じています。


一方、橋本弁護士は、「今の日本の司法制度には“死刑”
が存在しており、被告の犯罪の内容により、その犯罪行為
が死刑に値するものであればそれは当然のこと。しかし、
今の被告側の弁護士は、弁護士自身の死刑廃止の信念や
観点に基づいた弁護になっており、実際の被告が裁かれて
いる今回の事件からは大きくかけ離れたものになって
しまっている。」と発言しています。


「死刑廃止(論)は、司法制度の中で議論しなければなら
ない事であり、現実の裁判に持ち込むものではない。」と
言うような事を発言しています。


何が正しくて何が正しくないかは、よくは分かりませんが、
被告人の弁護団が全員死刑廃止論者というのなら、このこと
が既に公平さに欠けているように思のです。


心より正義に基づいた裁判が行われる事を期待しています。

橋本弁護士と光市母子殺害事件弁護団

「たかじんのそこまで言って委員会」で述べられた、
光市・母子殺害事件の弁護団の弁護活動についての
橋本弁護士の発言です。


弁護団は「自分達は正義のために活動しているので
あり、今の日本国民・世間・メディアの方がおかし
いのだ。」と言っています。


一方、橋本弁護士は、「世間が何に対して怒ってい
るのかわかっているのか?」と問うています。


弁護団は、最高裁が指定した口頭弁論を欠席しました。
それについて弁護団は、「これは究極の弁護活動だ。」
という解答をしました。


それに対し橋本弁護士が「ではなぜ、欠席について被害
者遺族に何の相談もなかったのか。それがマナーなので
はないか?」と発言しました。


そして橋本弁護士が「何故、この弁護団の活動に、これ
だけ非難が集中するのかわかっているか?」と発言します。


弁護士は被告人の為に、無理な主張もしなければならない
かもしれない。しかし、この裁判に関して言えば一・二審
で出てこなかった主張なのに、最高裁になっていきなり
無理な主張で攻めてきた。それを世間・が「おかしい」と
思っているのではないか?


弁護団はそれに対して、「それは一・二審の弁護士がトン
チンカンだったからだ。」「一・二審でも、被告からは
今の主張の基礎は出ていた。」と言ったようです。


次に橋本弁護士が「では、一・二審の弁護士に対して主張
をするのか。」というと、「他の弁護士の当・不当に関し
ては、コメントしない。」と弁護団は述べました。




橋本弁護士と本村さん

光市母子殺害事件の被害者遺族の本村洋さんが
憤りを感じるのは当然のことです。


だけど、もしも、事件の詳細を調べてもいない
かもしれない人達が、自分達の職務に忠実で
あった弁護団に対して感情論だけで懲戒請求を
行ったとしたら、それはどうでしょうか?


そして、その行為が橋本弁護士の一発言を
きっかけに行われたとすれば、橋本弁護士は
その責任を追及されるかもしれません。


その行為が、本村洋さんはじめ、御遺族の方々
の複雑な気持ちや激しい怒り、精神的苦痛を
思ってなされたとしたら、橋本弁護士は尊敬に
値すると思います


しかし、橋本弁護士は、本村洋さんに対して
何のコンタクトもとっていないようです。


本村洋さんに一言もなしに勝手にこういう騒ぎを
起こしたのであれば、橋本弁護士も責任を追及さ
れるかも知れません。



橋本弁護士記者会見

橋本弁護士(大阪弁護士会所属)は、1999年に
起きた山口県光市母子殺害事件で殺人罪に問われている
当時18歳(現在は26歳)の元少年の差し戻し控訴審の
弁護人に対しての懲戒請求を5月27日放送、読売テレビ
「たかじんのそこまで言って委員会」の中で呼びかけた。


その結果、同事件の弁護人4人から「正当な理由がない
にもかかわらず弁護団の懲戒処分を弁護士会に請求する
よう視聴者に呼びかけて業務を妨害した。」として、損害
賠償請求訴訟を起こされた。


橋本弁護士は、東京都内のホテルで記者会見を開き、「法
律家として責任を持って発言しており、発言に違法性はな
い。」などと話した。


「根拠なく懲戒請求を扇動する不法行為。」と弁護人側は
話し、法廷で争うことになりそうだ。


記者会見で橋本弁護士は、

・法律の専門家として検討して、責任を持って発言した。
批判もあるが、違法性はないと確信して争っていく。

・世間の憤りを全くわかっていない弁護団の行動が、弁護
士の品位を損なうと判断したので世間に懲戒請求を呼びか
けた。

・弁護団は、差し戻し審で、犯行態様について、遺族に何
ら説明もなく、新しい主張を始めた。

・また弁護団は、最高裁の弁論を欠席した際、被害者や関
係者に謝罪をしなかった。

・遺族の事を考えていない。謙虚さがない。

などと説明した。


橋本弁護士提訴事件

大阪弁護士会所属の橋本弁護士は、読売テレビ放送
「たかじんのそこまで言って委員会」の中で(山口県
光市母子殺害事件の)「あの弁護団に対してもし許せ
ないと思うなら、一斉に懲戒請求をかけてもらいたい」
と発言した。


日弁連は、放送後、広島など各地の10弁護士会に7日
昼までに4022件の懲戒請求があったと話している。


昨年1年間の全弁護士あての申し立ては1367件に比べて
異常に多い請求と言える。


これに対し、弁護団のうち4人の弁護士が橋本弁護士に、
対応に追われて業務に支障が出たと計1200万円の損
害賠償を求め提訴、弁護士同士が争うことになった。


弁護団側は「広範な影響力を持つテレビを通じて不特定
多数の視聴者になされた発言であり、専門家による正しい
知見であると認識されやすく、極めて悪質だ。」と訴状で
指摘している。


また、弁護団の今枝弁護士は「刑事弁護活動には、社会に
敵視されても被告の利益を守らなければならない困難を伴
う。」と発言している。


一方、橋本弁護士は、記者会見で「世間は弁護人が被告を
誘導して主張を変えさせたと思っている。『刑事弁護はこ
こまでやっていいのか』と思えば弁護士会への世間の信用
は損なわれる。」と話した。


橋本弁護士自身が懲戒請求しなかったことについては「世
間の感覚で出してほしかった。」と訴えた。


また、「差し戻し審でなぜ大きく主張を変えたのか、被害
者や社会に分かるように説明すべきだ。」と橋本弁護士は
語った。

橋本弁護士光市母子殺害事件

大阪弁護士会所属の橋本弁護士が、都内で開かれた
記者会見にて、山口県光市母子殺害事件の差し戻し
控訴審について次のように話した。


テレビ発言した内容をめぐり、被告の元少年(現在
26歳)の弁護団に携わる弁護士4人から損害賠償
訴訟を起こされた件については、「法律家として
責任をもって発言した。」と話し、全面的に争う方針
を明らかにした。


これに対し、日本テレビ「行列のできる法律相談所」
で共演した自民党の丸山和也参院議員は、訴えられた
橋本徹弁護士のテレビでの発言以降、弁護団の弁護士
4人に対する懲戒請求が約1200件にも上った事に
対して、次のように語った。


「ちょっと軽い発言で、必ずしも適切ではない。国民
感情をあおったからね。裁判は感情に流されてはいけ
ない。これでは懲戒請求制度自体がダメになってしま
う。」と強い口調で話した。


丸山氏は、被告弁護士4人に損害賠償請求を起こされ
計1200万円の支払いを求められた件について、
「橋下氏が頼みに来たら、感情を切り離してやってや
らんといかん。」と応えた。


また、橋本弁護士は、トラブル発言の発端となった
「たかじんのそこまで言って委員会」に出演した。


「言い出しっぺなのに、なぜ本人が懲戒請求してない
のか。自分もやるべきだ。」と共演者から批判を浴びる
場面もあった。


橋本弁護士は「費用と時間をかけてできないと判断した。
また、世間の人が感じたことが大事だと思ったから。でも、
ここは僕もあらためるべき考える点。」と語った。

橋本弁護士提訴される

1999年、山口県光市で起きた母子殺害事件の
差し戻し控訴審にて、当時18歳の元少年の弁護団
に携わっている広島弁護士会所属の足立修一氏ら
弁護士4人が


3日、業務を妨害されたとして大阪弁護士会所属
の橋下徹弁護士相手に広島地裁に訴訟を起こしました。


テレビメディアを利用して「懲戒請求することを
扇動」したとの理由で、橋本弁護士を相手取り、
1人当たり300万円の損害賠償を求めています。


橋本弁護士は、5月27日に放映された関西の
読売テレビの番組「たかじんのそこまで言って
委員会」の中で、山口母子殺害事件の弁護師団の
懲戒処分を弁護士会に求めるよう視聴者に呼びか
たということです。


放送後、広島弁護士会には4人の弁護士の懲戒
処分請求を求める声がそれぞれ300以上も
あった為、対応に追われるなどして本来の業務
に非常に支障が出たとのことです。


橋本弁護士の所属芸能事務所は「送達された訴状
を確認次第、至急、橋下氏本人が会見を開いて対応
について説明する」とのコメントをだしています。


この件に関して、作家の佐木隆三さんは、法廷を
自分の目で見た上で、原稿を書き批判しています。


自分で傍聴する努力もせずにテレビの情報だけで
懲戒処分請求をしたという人がいたとすれば情け
ないと言っています。


山口母子殺害事件では、1906年6月に「特に
酌むべき事情がない限り、死刑を選択するほかない」と
最高裁は、二審の無期懲役判決を破棄して、広島高裁に
差し戻しています。

橋本弁護士に関する最近の話題

橋本弁護士は、本業の弁護士活動以外に最近では、
テレビ番組に多数出演し、タレントとしても活躍
されています。


あるブログにはこう書かれています。

橋本弁護士出演のテレビ番組での話。

現代の子供たちについて。

昨今の若年化する事件について?体の痛みも心の痛みも、
経験しないとわからないものだから、本人がその痛みを
体験しなければ他の人が体験する痛みも想像できない。


現在起きている、残虐な犯罪をゲームのやり過ぎだとか
それを行うとどうなるかと考える想像力が欠如している
からだとか言う人もいるけれど、つまりは本人が色んな
経験を積んでいないから想像することが出来ないんだと思う。


匂いも音楽も世の中の色んな事を想像ではなく、まず
自分が体験することからしか始まらない。想像だけでは
的はずれな事しか思い浮かばない。


そして、教育も大事ではあるが、まずしつけが大事と言う話。
結局は、将来苦労するのは子供本人なんだから・・


という、橋本弁護士の意見に全く同感というコメント。

また、別のブログではこう書かれています。

光市母子殺害事件についての橋本弁護士の行動

懲戒請求の発言は、マスコミ報道以上の情報収集を
しないで行われたのではないか?

一般市民に情報を伝えただけとか、煽った事になる
のではないかとかの意見があるが、仕事柄、安易な
発言を控えるべきではなかったか?


裁判に対する正しい情報を入手せずに、思いつきの
ような発言をしてしまった橋本弁護士の責任は大き
いのではないだろうか?


本業の弁護士活動は、テレビでの振る舞いとは異なって
ちゃんと行っているだろうと思っていたのにそうではな
さそうという厳しいコメントがありました。

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